鎌仲ひとみ監督作品の「ぶんぶん通信no.1」の舞台は、山口県上関町の祝島とスウェーデン。
自然と共に暮らしてきた祝島の人々が直面する原発問題。一方スウェーデンでは、脱原発、石油に依存しない社会作りをめざして取り組む人々が登場します。
日本とスウェーデンの違いはいったいどこに?
どのようなエネルギーを選択するのかが問われる今、みんなが共に暮らしていける道筋のヒントが詰まった素晴らしい内容です。
そして上映後には、元立命館大学教授の和田武さんの講演もあります。
和田先生は、ドイツ、デンマーク、インドなどを中心に、現地調査を踏まえての市民参加による自然エネルギーの普及促進、普及政策、温暖化防止などを研究されていて、熱のこもったお話をしてくれる方です。
ぜひとも多くの方に参加していただきたく思っています。
よろしくお願いします。
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1月31日(日)
鎌仲ひとみ監督作品「ぶんぶん通信no,1」上映会と
和田武さん講演会「脱原発、自然エネルギー普及による地球温暖化防止」
会場:堺町画廊
京都市中京区堺町通御池下る(地下鉄 烏丸御池 東へ5分)
http://www.h2.dion.ne.jp/~garow/top.html
http://www.h2.dion.ne.jp/~garow/event.html
会場TEL・075ー213ー3636
13時30分開場
14時~15時10分 ぶんぶん通信no,1上映
15時20分~16時20分 和田武さんの講演『脱原発、自然エネルギー普及
による地球温暖化防止」
16時20分~16時50分 会場質疑・交流
17時00分~18時10分 ぶんぶん通信no,1上映2回目
18時20分~19時20分 みなさんでシェアしましょう!!(シェアタイム)
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参加費(びわ茶付き)
映画のみ 800円
講演のみ 500円
通し1000円
2回目上映後のシェアタイムは無料
(人数把握のため、事前連絡いただけるとありがたいです。)
主催:ぶんぶん京都の会・堺町画廊
(ぶんぶん京都の会は、月1回定期的に鎌仲ひとみ監督作品を
中心に上映会や催しを企画していく会です。)
連絡先:090-8563-7922
s.takano@y3.dion.ne.jp
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「ぶんぶん通信no.1」とは?
「六ヶ所村ラプソディー」に続く新作「ミツバチの羽音と地球の回転」を制作中の鎌仲ひとみ監督が、その取材過程をまとめたビデオレターとして「ぶんぶん通信no.1」を発表しています。
新作の舞台は、山口県熊毛郡上関町の祝島とスウェーデン。
自然と共に暮らしてきた祝島の人々が直面する原発問題。今でも島民の9割が原発に反対している祝島で1000年以上続いているお祭り「神舞」の映像が収められています。
一方スウェーデンでは、脱原発、石油に依存しない社会作りをめざして取り組む人々が登場します。
スウェーデンでは石油以外の燃料で車が走っていたり、自分の望む電力を購入できたり、しかもそれが、火力や原子力に比べても安い、という市民の話も聞けます。
どのようなエネルギーを選択するのかが問われる今、みんなが共に暮らしていける道筋のヒントが詰まった素晴らしい内容です。
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和田武さんのプロフィール
日本環境学会会長、元立命館大学教授、工学博士
現在:自然エネルギー市民の会代表、NPO自然エネルギー市民共同発電代表理事、京都府太陽エネルギー普及懇話会座長、吹田市地球温暖化対策新実行計画策定委員長等。
略歴:1941年和歌山市生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了、住友化学工業(株)中央研究所、愛知大学等を経て、1996年立命館大学産業社会学部・教授(2006年まで)、同特別招聘教授(2008年退職)。
専門:「環境保全論」「資源エネルギー論」
最
近は、日本、ドイツ、デンマーク、インドなどを中心に温暖化防止エネルギー対策、とくに市民参加による再生可能エネルギー(自然エネルギー)普及促進、普
及政策、普及による社会的影響等について、現地調査を踏まえて研究。同時に、環境保全がもたらす持続可能な社会への発展プロセスについても研究している。
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著書:『飛躍するドイツの再生可能エネルギー』世界思想社(2008)、『環境と平和』あけび書房(2009)、『地球環境論』(1990年、朴憲烈訳韓
国語版も出版されている)、『新・地球環境論』創元社(1997年)、『地球環境問題入門』実教出版(1995年)。編著『環境問題を学ぶ人のために』世
界思想社(1999年)、共編『市民・地域が進める地球温暖化防止』学芸出版(2007年)。監修『21世紀子ども百科・地球環境館』小学館(2005
年)、共著『地球温暖化を防止するエネルギー戦略』実教出版(1997年)など多数。