パンパンとは誰なのか
キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性

12月7日(日) 14:00開演(13:30開場)―17:00 (入場無料)

(17:00―18:30はQAを火鉢を囲んでフリートークです♪)

(セックスワークセミナー主催)
茶園敏美『パンパンとは誰なのか
キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性』

本報告は、占領期のGHQ主導の性病対策が、
占領地のおんなたちへの性暴力であり、
現在まで不問にされてきたことに焦点を当てる。
性病検診のために強制的に検挙されたおんなたちは
パンパンという蔑称で、更生や救済の対象とみなされてきた。
現代のドラマでも、GI(米兵)たちとたわむれる姿で彼女たちは描かれている。
本報告を導きの糸として、さまざまなおんなたちの連帯の可能性を探り、
いまなお沈黙されているかたがたの尊厳回復の支援につなげたい。
占領期の特殊な時期の特殊な話ではない、
ということを参加者のみなさんとともに考えたい。

◆報告者
◇茶園敏美(京都大学アジア研究教育ユニット研究員)
専門はセクシュアリティ、他者表象、占領期の性病対策、パンパン、性暴力。
現在の研究は占領期沖縄の性病対策。著書に『パンパンとは誰なのか』インパクト出版会2014年。

◆コメンテイター
◇西川祐子(元京都文教大学教授)

◇三橋順子(性社会・文化史研究者。明治大学、都留文科大学非常勤講師)

◇深田卓(インパクト出版会代表・編集者)

◆司会:田中雅一(京都大学人文科学研究所教授)

・本研究会お問い合わせ先:kobin39【@】yahoo.co.jp【@】を@に変えてください。

Panpan

■PDFチラシ「パンパンとは誰なのか

画廊では知る人ぞ知る杉山佳苗珈琲焙煎(かなえ珈琲)&オーガニックのカイラスレストラン まりこちゃんのお菓子のお店がこの日だけ臨時オープンいたします。みなさまぜひお越しください!!