2月20日(木) 午後7時〜
沖縄 宮古島に残る神歌と古謡。歌い継ぐ人々の深淵なるドキュメント。
あらすじ
ミャーク(宮古島)には、今まさに失われようとしている「記憶」がある。人々によってずっと大切に歌い継がれてきた「唄」がそれだ。老人達は語る。かつて島での厳しい生活と信仰と唄が切っても切り離せないひとつの時代があったことを。そして、今でも神の存在がかけがえのないものであることを。老人達の心を映すかのように、この島の御嶽では神事の火が数百年に渡り人から人へと受け継がれてきた。神女達(ツカサンマ)は、生きる願いとともに「神歌」を神に捧げる。宮古島の唄の源流とされる古い唄だ。しかし、「神歌」の響きが、今この島から途絶えようとしてる。2009年、九十歳を超えた老婆達が東京へと渡る。コンサートホールの舞台に立ち、「神歌」を歌うために。満場の観客を前に彼女らは力を振り絞り、歌う…。ミャークの「神歌」が一般聴衆に届いた最初の瞬間だ…。沖縄県 宮古島、ミャーク。これほどまでに豊かな世界があったことへの衝撃、そして不思議な懐かしさがわたしたちの胸を打つ。
大西功一(製作、監督、撮影)
久保田麻琴(原案、監修、出演、整音)
映画WEBサイト http://sketchesofmyahk.com/
上映前に沖縄在住の研究者で、先々月に宮古島を訪れたばかりのY氏のお話を予定しています。
料金 予約:1000円、 当日:1200円 (泡盛、つまみ付き。沖縄の「ムーチー」も販売します)
予約はファックス、またはメールにて
phone+fax:075-213-3636
e-mail:information@sakaimachi-garow.com