あべ弘士 絵本原画展
宮沢賢治「旭川。」より

12月5日(土)~13日(日)7日月曜休み  12:00~19:00

宮沢賢治は、大正12年8月2日、当時軍都だった北海道・旭川を訪れています。
これは、前年に妹トシを亡くし、哀しみを抱いた旅であり、
賢治が教えていた岩手県の花巻農学校の生徒たちに就職先を探すため、
樺太へ向う途中の旅でもありました。
夜行列車が朝の5時頃旭川駅につきます。
昼、再び稚内へ向け出発するまでの短い時間、
辻馬車を走らせ、一篇の詩を残しています。それが「旭川。」です。
早朝の旭川のようすは、どこか異国のように映ったのでしょう。
夏の盛りなのに白く冷たい空の下を描きつつも、
どこか明るく軽やかな詩に感じられます。
この絵本は、その「旭川。」の詩をもとにして、
新たに創作を加え、つくらせてもらいました。

あべ弘士


●関連催し

あべ弘士×山極寿一 の
    「ゴリラ、かわうそ談義」

12月13日(日)19:00~20:30

30名要予約 満員になりました
参加費3000円、こども1000円
酒、つまみ、ポポフゴリラカレンダー付

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