6月16日(火)~21日(日) 12:00~19:00
ゴリラとあかいぼうし
山極寿一 作 ダヴィッド・ビシームア 絵
ふたごのゴリラ
文・絵 ふしはらのじこ
お話 6月21日(日) 15:00~17:00
「コンゴの子どもたち 昔話と絵本」
バサボセ・カニュニ×ふしはらのじこ
主催:ポレポレ基金
1月14日の「ゴリラは歌舞伎だ」について、山極寿一さんがPOPOF(ポレポレ基金)のブログに文章を寄せられましたので、当日の写真と共にこちらにも転載させていただきます。
30数年前に野生のゴリラに初めて遭遇した時から、「ゴリラは歌舞伎だ」と思ってきました。ゴリラのドラミングというディスプレイが歌舞伎の見得 とそっくりだったからです。大相撲の仕切りや立会いともよく似ていて、オスと男のカッコよさを追求してきた結果、表現が似てしまったということな んだろうと思います。ということは、ゴリラと人間の社会に対する構えが似ているということ。それは何なんだろうということになります。今回それを 廣瀬千紗子さんに詳しくお聞きすることができました。歌舞伎における「間」というものがとても大事だということも、ゴリラとよく似ていますね。い しいしんじさんの手回し蓄音機で昔の歌舞伎のレコードを聴き、その絶妙な言い回しややりとりに秘められている世界の意味を垣間見た気がします。 今、歌舞伎が流行っているのも、戦乱から安定期に向かった江戸時代の初期に歌舞伎が成立した頃の社会的背景と似ているせいなのかもしれません。いろいろと考えさせられた会でした。感想はまた、改めて述べさせていただきますが、寒い中お集まりいただいた皆様に感謝します。
山極寿一
写真は、先日(2013, 1/14)の「ゴリラは歌舞伎だ」の模様です。
新春企画
SPレコードを聴き語る会「ゴリラは歌舞伎だ」
定達しましたので予約を締め切らせて頂きます。
ありがとうございました。
1月14日(月祝) 15時~
いしいしんじさんが蓄音機ころちゃんと共に歌舞伎のSPレコードをかけ語る
山極寿一さんがゴリラは歌舞伎だについて語る
ゲストは18世紀文学、歌舞伎の専門家。廣瀬千紗子さん(同志社女子大の教授)
新春に相応しい面白い会になると思います。ぜひ遊びに来て下さい。
要予約30名です。(予約は終了いたしました)
参加費1,500円茶菓子つき 歌舞伎にちなんだお菓子とお茶を用意する予定です。
堺町画廊
〒604-8106 京都市中京区堺町通御池下ル
phone+fax:075-213-3636
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